自分の身体に合ったダイエットできていますか?(2)

念のため補足しておくと、ライザップの結果のコミットはちゃんとコミットしていますね。

CMで言っていた全額返金というのは利用者集めのための方便かと思っていました。

ライザップが持っている「結果にコミット率」に影響を与えるから私のような不成功事例を計算対象外にしたいという気持ちもあるのかもしれませんが、それは置いておいても、結果にコミットするのがライザップで、コミットできなかったのであればお金を返す、というのがサッパリしていて非常に好感でした。

 

それも、全額返金は利用者である私から恐る恐る切り出さないといけないものかと思っていたのですが、トレーナー、つまりライザップの側から申し出てくれるとは。想定していませんでしたので驚きました。誠実さのようなものを感じました。

 

遺伝子検査サービスを発見

ライザップを終えたものの、ライザップを始めるときに盛り上がった、大学学部生時代の頃の体型に戻るかのような希望を持ったまま、私は途方に暮れていました。

 

多くの実績があるライザップの方法論で結果が出なかった理由がわからず、その先どうしたら良いのかわかりません。

 

燃え上がった気持ちを冷ますことなく、できることなら原因を調べて自分なりの解決策を考えたい、そう思っていろいろと検討と調査を重ねました。

 

遺伝子検査の存在を発見しました。

 

DHCの遺伝子検査

 

遺伝子博士検査ダイエット

 

DHC「遺伝子検査」

DHCはご存知の方も多いと思いますが、化粧品や健康食品、ダイエットなどの関連商品を販売している会社です。

 

DHCの遺伝子検査は「何を食べたら太りやすいのか、どんな運動が痩せやすいのかなどは人それぞれ遺伝的な体質によって異なります。頑張っていてもなかなかダイエットに成功しない人は、努力の方向性が間違っているのかもしれません」として、遺伝子を分析することによって体質を見極めて、それにあった対処をしようとしています。

 

また、DHCの遺伝子検査の特徴として、わかりやすい結果の分類があります。

 

聞いたことも多いと思いますが、りんご型、洋なし型、バナナ型、アダム・イヴ型の大きく4つに分類しています。

 

  • りんご型:ご飯や甘いものを食べ過ぎると、内臓脂肪がつきやすい
  • 洋なし型:下半身に脂肪がつきやすく、脂質の代謝が苦手
  • バナナ型:筋肉がつきにくく、一度太ると痩せにくい
  • アダム・イヴ型:遺伝子より生活習慣が重要

 

りんご型は、内臓脂肪型肥満ともいいます。皮下脂肪ではなく、内臓脂肪が多くなりお腹がぽこっと出てりんごのような体型になることがりんご型肥満の名前の由来になっています。

 

内臓脂肪はお腹の中に蓄積されていくので、皮下脂肪のように着いたらすぐにわかるものではありません。内臓脂肪が増えてきてくると、お腹だけがぽこっと出っ張ってきます。

内臓脂肪は蓄積されやすく減らしにくいのが特徴です。

 

りんご型の場合は、過剰にエネルギーを摂取した場合、消費されなかった分が体脂肪として蓄積されます。

気をつけたいのが糖質(炭水化物)です。糖質を摂ると血糖値が上がりインスリンが分泌されます。糖質の多い食事を摂ると血糖値が急激に上がり、インスリンが大量に分泌され、体脂肪が多く蓄積されることにつながる恐れがあります。

 

内臓脂肪は中高年の男性がなりやすい傾向にあります。いわゆる中年太りもりんご型肥満のことです。

 

りんご型肥満の改善には糖質制限として、糖質の摂取を意識的に減らすことです。そして、無理なく、コンスタントに運動することです。

 

ファインシード「遺伝子博士」

「遺伝子博士検査ダイエット」は、ファインシードという会社が提供している遺伝子検査です。

 

一生変わらない遺伝子を検査することによって、自分の遺伝的体質や遺伝的リスクを知ることで、無駄な労力や費用をかけることなく効果的に理想の他人健康を手に入れようとしています。

 

遺伝子博士の主な特徴は、人それぞれが持つ遺伝子から一人ひとりの体質にあった食生活や運動・生活習慣についてのアドバイスを提供することです。

 

下の図の通り、遺伝子博士検査ダイエットではインとアウトに分けて考えています。

 

インは体に対する入力で、食生活です。

「あなたに適した食生活」として、以下のポイントを知ることができます。

  • とるべき食べ物
  • 減らすべき食べ物
  • オススメの食べる順番と工夫
  • 間食の食べ方と工夫

アウトは身体からの出力で、「運動と生活改善です。以下のポイントを知ることができます。

  • 適した運動方法
  • 筋肉トレーニングメニュー
  • あなたの太り方の特徴
  • ライフスタイルのアドバイス

 

両方申し込み、検証

「DHCの遺伝子検査」も「遺伝子博士検査ダイエット」も結局のところは、遺伝子分析の結果をもとにして不足しがちな栄養素をサプリメントとして提供するビジネスモデルなのです。

 

とはいえ、サプリを買う買わないは自由ですし、サプリを買わなくとも自分の身体についての情報を得ることができるのはメリットだと感じました。

 

当時は「DHCの遺伝子検査」と「遺伝子博士検査ダイエット」の2つが視野に入っていました(他にもあったかもしれませんが)。初めてのことですし、何か言われてもそれが妥当かどうか自分自身では検証できないということが申し込みにあたっての懸念点・不安なところでした。

 

(まったく検証できないというわけではありませんが、ツテをたどっていくのもお願いするのも、こちらにも相手にも手間がかかるし、という点ですね)

 

そこで、面倒だったので両方とも申し込んでみました。

両方とも、分析するにあたって同じ箇所と思われる遺伝子の部分で判断しているようですし、もし相反する検査結果が届いたらツッコメばいいですし。このような軽い気持ちで申し込み自体は済ませました。

 

他の人が結果を出しているライザップで、私が結果を出せなかった理由は何か、それを明らかにするために。

 

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