インターネットウォッチが「会社がテレワークを導入していても、7割の人はほとんど利用していないという実態」という記事を公開しています。
この記事によれば、テレワーク導入済みの企業であっても1週間のうち1日もテレワークを利用していない人の割合が72.4%にのぼっています。(グラフは同記事)
総務省の平成30年度版情報通信白書によれば、そもそもテレワークを導入している企業の割合は13.9%と高くない割合です。(画像は同白書)
当初は、
- 2020年の東京オリンピック
- 育児介護に対応するための在宅勤務可能化
- IT/ICTを活用した距離を感じさせないコミュニケーション
などをキーワードとして急速に広がりを見せるかと思われていたテレワーク。
実現すれば通勤時間の短縮・削減などメリットも多くありそうです。
しかし、実際には普及のスピードが非常にゆったりしたものになっています。
普及が進まない原因として、有識者が「利用しやすい雰囲気」「IT環境の整備」「職場の理解」と分析しています。
(これらの単語は「分析」と名のつくものに頻繁に登場するバズワードのような気がしますけれど(笑))
顔を合わせたコミュニケーションを重視する日本。
日本企業の仕事の進め方に合わないのかもしれませんね。
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2019.08.15