共食はコミュニケーションツール
社員同士が一つのテーブルを囲い食事をする共食には、さまざまな効果がありその一つがコミュニケーションです。
それぞれ好きな場所や方法で食事をする個食だと、社員同士がコミュニケーションをとる場は限られています。
そのため社内での問題点を共有できなかったり、仕事の悩みに気付きにくくなります。
問題点を共有するだけなら、業務中に報告し合えば良いと思うかもしれません。
しかし業務中は気軽に話しかけにくい雰囲気も漂っていて、コミュニケーションもとりにくくなります。
社内で集まりランチを共にする習慣があると、こうした問題点は解決できるでしょう。
ランチを食べながら業務で気付いた点を報告すれば、問題点を共有できて改善策も見つかりやすくなります。
またランチを食べているときは、リラックスした雰囲気にもなります。
リラックスした雰囲気なら、オフィスでは聞きにくいことも聞けたり話しやすくなるでしょう。
悩みやプライベートの過ごし方など、それぞれが自由に話せる雰囲気なら普段はできないタイプの会話ができて、相手のことを深く知る機会になります。
仕事上だけの付き合いだけではなく、プライベートも知っている相手ならちょっとした問題や変化にも気付きやすくなり、それぞれが働きやすい職場を作れるようにもなるでしょう。
共食はストレスを低減させる
コミュニケーションがとりやすくなる効果の他に、共食をしていると社員のストレスを無くすと言われています。
共食がストレスを無くすのは、孤独感を感じないからです。
一人で食事を食べていると、孤独感を感じ不安になる人も少なくありません。
ランチを一人で食べている隣で、友達同士が楽しそうにお喋りをしている光景を見たら、寂しさを感じてしまう人も多いでしょう。
共食をしていると自然と会話が生まれて、コミュニケーションがとれるだけではなく精神的にも良い状態になります。
楽しい会話があれば食事はさらに美味しくなり、楽しさも感じるでしょう。
良い雰囲気の中で食事をすることによってストレスを無くすことに成功すれば、社員のメンタルにも良い影響を与えます。
また精神的なストレスを無くすだけではなく、健康状態も良くなるといわれています。
精神と肉体を整え良い状態で仕事に取りかかるためにも、共食の機会を増やすのは効果的です。
社内に社員食堂を設置したり部署を超えて交流できる食事会を定期的に開催すれば、風通しの良い組織に変わり業績にも良い影響をもたらしてくれるでしょう。
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