書籍や医療施設などでこのような言葉を聞いたことはありませんか?
- 栄養バランスの良い食事をしましょうね
ところで、栄養バランスの良い食事って何でしょう。
主食・主菜・副菜・汁物を組み合わせて
私たちの健康でおなじみのタニタさんによれば、栄養バランスの良い食事とは「ごはんなど穀類の「主食」を基本に、肉や魚、卵、大豆などのたんぱく質主体のメーンのおかず「主菜」、たっぷりの野菜、きのこ、海藻などの「副菜」、そして「汁物」を組み合わせた」食事のことです。
要は、単品(ひとさら)ではなく、
- 主食・主菜・副菜・汁物の組み合わせ
です。
そして、同じくタニタさんによれば
- 「1日の摂取量を意識」すれば「完璧」
だそうです。
カロリーだけでなく栄養素のバランスにも注意
では、「1日の摂取量」って何でしょう。何をどの程度食べればいいか。ご存知ですか?
厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」というものを出しています。
日本人の食事摂取基準とは、健康増進法第30条の2に基づいて厚生労働大臣が定める、国民の健康の保持・増進を図る上で摂取することが望ましいエネルギーおよび栄養素の量の基準を示したものです。
食事摂取基準では、栄養素としてたんぱく質と脂質、炭水化物、ビタミンとミネラル(およびこれらの構成要素)をあげ、それぞれの目安量等を示しています。
要は、
- 国によって示された「望ましい」エネルギー(カロリー)量と栄養素のバランス
です。
給食計画は「誰か代わりに考えて食べさせてくれないかな」にお応えするサービス
ここまでご紹介した栄養バランスと食事摂取基準を見ると、冒頭でご紹介した「栄養バランスの良い食事をしましょうね」とは、
- 主食・主菜・副菜・汁物を構成し、かつカロリーの摂取基準以内で栄養素のバランスを適切にして、そしてさらにそれを継続して実施するということ
なのです。
栄養バランスの良い食事をご自身で、というのは難しくありませんか。仕事が忙しいでしょう。栄養バランスをちゃんと考えようとするとそれなりの知識が必要になるでしょう。
栄養バランスの良い食事をとりたい、でもやっている余裕や時間がない、面倒くさい、というのは本心のところではないでしょうか。
誰か、近くで栄養バランスの良い食事を考えて食べさせてくれないかな、というのが本音ではありませんか?
このような本心・本音のお気持ちに答えようとしたサービスが給食計画です。
提携してくださるお店の方とまず栄養バランスと食事摂取基準に関するお話をします。説明して、ご賛同いただける飲食店とのみ提携し、給食計画としてご利用のお客様にサービスを提供しています。
給食計画の栄養バランス
給食計画は「日本人の食事摂取基準(2015年度版)」に準拠しています。
そこからエネルギー(カロリー)必要量を男女ごとに設定しています。
また、書かれているカロリー量は1日分なので、朝食・昼食・夕食・間食で割合を設定して、各食事ごとのカロリーを設定しています。
望ましいとされるたんぱく質と脂質と炭水化物の割合で各栄養素の必要量を算出してます。
栄養バランスの良い食事については、主食・主菜・副菜・汁物、可能であればここにもう1品加え、主食・主菜・副菜・副々菜・汁物として、見た目には緑黄色を取り入れるようにしています。
これらの情報を管理栄養士監修のもとで本記事の冒頭のような資料にまとめて、飲食店の方に説明してご協力をお願いしています。