仕事は人とするもの。人とする仕事をする上で避けて通れないのがストレスですね。
別の記事で、ストレスの原因のほとんどは人間関係であるとご紹介しました。
強いストレスを長い期間にわたって受けているとそれが鬱(うつ)になります。
今まで「ストレスと疲れがたまるとうつになる」とはよく聞くことでしたが、実は科学的な因果関係はハッキリしていなかった、ということをご存知の方は多くないでしょう。
そしてついに「うつの原因物質と因果関係をハッキリさせることができた」ようです。
うつ病の原因物質・因果関係
朝日新聞デジタルのこちらの記事によると、うつ病はストレスや疲れによって通常時は休眠している「ヒトヘルペスウイルス(HHV)6」が活性化することで「SITH 1(シスワン)」というたんぱく質が作られることによって脳細胞の死につながり、それによって意欲減衰などうつ病とされる症状が発生します。
- ストレスや過労でHHV6が活性化する
- SITH1たんぱく質が作られる
- 脳細胞の死
- うつ病
うつ病の対策・予防法
ストレスを多く受ける仕事をされている方は常にうつ病のリスクを抱えていると言っても過言ではありません。
うつ病の予防はずばり、ストレスや過労を長い間にわたってそのままにしないこと。
うつ病の原因と因果関係がハッキリした今、改めてうつ病の予防を考えたいですね。
ところで、うつ病の予防法は人によって異なるかもしれません。
「給食計画」を運営する弊社の外向的なスタッフはずっとしゃべっていますよ。まさにマシンガントーク。新型コロナウイルスが流行する前はそれこそ昼も夜もずっとどこかで誰かとずーっとしゃべっています。(それなのに成果も出しているのには正直驚きです・・・)彼女によると、誰かと話をすればするほど新しい発見もあるし、嫌なこともすべて忘れるし、エネルギーが充電されるのだとか。
それに対して、正反対の性格な私(田中一徳)は「超」とか「ちょー」とか「ド」がつくくらいの内向的な性格。ストレスや疲労が溜まったときはどうしているかというと、とにかく寝ます。
内向的な人にとって人と話をするのは、外向的な人がエネルギーを充電するのとは反対に、エネルギーをとても消耗することなのです。立場上、多くの人と話をしたりそれこそ外向的な人のように振る舞ったりしますが、終わった後はしばらく一人になってバッテリーを充電しています。
寝ると決めた日が仕事の日でミーティングなどが入っていた場合は、寝るためにプロジェクトマネジメントで培ったスキルをフルに発揮してその日のアポなどを調整して寝ても問題ないようにします。
うつ病の予防法として、ストレスや疲れの対策をご紹介しました。
内向的な方で私は人と変わった予防法をしているというのがありましたらぜひお知らせください。(個人ブログのようになってしまいましたが・・・)
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